大学1年次に最初に学ぶのが 「力学」 だと思います。
力学で学ぶ「運動方程式を立ててそれを解く」というプロセスは、電磁気学や量子力学にいっても変わりません(方程式の形は変わりますが)
力学は物理の基本ですが、基本ということは基礎ということでもあります。基礎がなかったら家は立ちませんし、高い建物を建てようと思えばそれだけ立派な基礎が必要になります。基礎をおろそかにせずに、しっかりと学んでほしいと思います。
最初に力学で使う数学をまとめました。大学の教員は、高校までにどの程度の数学をやってきているのか知らない人も多く、いきなり数学でつまづく学生も多くあります。そこでまずは力学で使う基本的な数学についてまとめたので見てもらいたいと思います。時間は合計で20分ちょっとです。前提として数学3・数学Cまでは勉強していると仮定します。
その上で、力学の本編です。時間は45分ほどで、力学の内容をおおざっぱにまとめるという、ものすごい圧縮ぶり(笑)
さて究極的には、物理というのは授業を聞いてるだけではダメで、実際に問題を解いてみることで理解が深まるものだと思います。将来的にはこのサイト内で、基本的な問題と答えも用意したいと思いますが、その準備が整うまでは、図書館に行って問題集などを解いてみるのがよいかと思います。
はじめまして。youtubeで「電磁気学とは by.大学の物理学」を見ました。その中で電場と磁場は同じもので見え方の違いにすぎないというのがありました。ということは電場が動けば磁場になることから、電場と磁場とは同時には存在できないということでしょうか? ポインティングベクトルの考え方からすれば、移動する電荷(電流)は移動する電場と磁場をもっていることになると思うのですが・・・